まず最初に揃えてほしい、基本のアイテム|秋冬の着回し自在、メンズの定番リスト

2025.10.20
(FIRST ITEM)まず揃えたい最初のアイテム
街を歩いていて、コートの襟を立てながらすれ違った人や、お店のスタッフの装いに「おッ、素敵だな」と感じることはありませんか。
そうした方々を思い浮かべると、行き過ぎたファッションではなく、ベーシックなアイテムを上手に重ねたコーディネートが多いものです。

年齢を重ねても「ベーシックアイテム」の選び方と着こなし次第で、自然と「おしゃれな人だな」と感じさせることができます。
ただし、大人になると“シンプルすぎる”と物足りなく、逆に“華美すぎる”と落ち着かない印象にもなりがち。

そこで今回は、冬の装いにぴったりな落ち着きと品の良さを兼ね備えた、
そして寒さの中でも軽やかに過ごせる、洗練されたベーシックアイテムを厳選してご紹介します。

オシャレの基本は「バランス」

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メンズシャツなら少し変化のある「デザインもの」&「チェック+ストライプ」

「ストライプシャツ」や「チェックシャツ」は、冬の装いにも欠かせない“大人のバランサー”です。
ニットやジャケットのインナーとして重ねることで、奥行きとリズムが生まれ、落ち着いた冬のスタイルに軽やかさをプラスしてくれます。

年齢を重ねると、つい全身を無地でまとめがちですが、それでは「シンプル」を通り越して少し理屈っぽく見えてしまうことも。
無地のアウターが多い秋冬だからこそ、インナーに遊びのある柄を差し込むことで、上品さと“あたたかみのある華やかさ”のバランスを取りやすくなります。

また、ストライプやチェック柄は季節を問わず活躍し、重ね着次第で表情を変えられる万能アイテム。
「大人の冬スタイル」を楽しむうえで、まず揃えておきたいベーシックアイテムといえるでしょう。
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時代のシルエットをつかむアウター系「羽織りモノ!」

着心地がよく、シンプルで使い勝手の良い——
そんな“大人の冬スタイル”にふさわしい羽織りアイテムを集めました。

冷たい風が吹き始めるこれからの季節、厚手のコートを出すほどではない日や、
室内外の寒暖差が大きい日には、軽く羽織れる一枚が欠かせません。

特に「ライトアウター」や「シャツジャケット」は、
インナーとの重ね着で温かさを調整できるうえ、スタイル全体にほどよい抜け感を与えてくれます。
シルエットにさりげなく時代感を取り入れることで、
シンプルながらも“今の空気”をまとった大人の冬コーデが完成します。

さらに重要なのが「持ち運びのしやすさ」。
軽くてシワになりにくい羽織りは、通勤や旅行、週末の外出にも活躍。
冬の街を軽やかに歩くための、頼れるパートナーです。
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履きやすさとデザイン、両方を兼ねた「メンズのボトム(パンツコーデ)」

コーディネートの約半分を占めるのがボトムス(パンツ)。
実はコーデ全体の印象を大きく左右する、最重要アイテムです。

男性は「トップスだけを変えてボトムは毎日同じ」という方も少なくありません。
しかし、女性の目線からするとそれでは物足りなく映ることも…。
逆に、毎日ボトムスを変えるだけで「清潔感」や「おしゃれ感」がグッと増すのです。

特に大切なのがカラー選び。
ボトムは個人の好みが出やすいため、お気に入りのパンツを見つけたら色違いで揃えるのがおすすめです。

また、履き心地の快適さを左右するのがストレッチ性。ストレッチパンツなら動きやすく、一日中ストレスなく過ごせます。

秋冬はどうしてもボトムの色味が重くなりがち。だからこそ、軽やかで暖かく、履き心地の良い大人のパンツに出会えたら、それはまさに幸運。毎日のスタイルを格上げしてくれる存在になります。
秋冬のコーデは、まず「基本アイテム」から組み立てていくのがコツ。
ベースをしっかり決めておくことで、全体のバランスが取りやすくなり、
組み合わせの「アリ/ナシ」もすぐに判断できるようになります。

ベーシックなニット、シャツ、パンツなどをカラー別に揃えておくと、
その日の気温やシーンに合わせた着回しがしやすく、時短にもつながります。

同じベースでも、素材や重ね方を変えるだけで印象は大きく変わる——
秋冬こそ、“基本”を押さえた大人の着こなしを楽しみたいですね。