“イマドキの秋”を制する3つのポイント。軽やかに季節をまとう大人メンズの装い

2025.10.07
(STYLING)スタイリングはもう悩まない
10月中旬から11月中旬――日本の秋は年々短くなっています。
朝晩は冷え込み、昼間はまだ暑い。

そんな“寒暖差のある秋”を快適に過ごすには、重ね着や素材選びがポイント!
短い秋を無駄にしない「大人の秋服」の選び方と着こなしを紹介します。

最近の秋は、日中25℃、朝晩15℃という日も珍しくありません。
昼はシャツ1枚でも過ごせるのに、夜はジャケットが欲しくなる。
この時期に役立つのは「温度調整できる服」。
たとえば、シャツジャケット・ライトブルゾン・カーディガンなどの軽アウターは、秋コーデの主役です。

秋服の難しさは「気温差」にあり!~メンズの秋服~

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軽いアウターを1枚だけ持つなら「羽織り感覚のシャツアウター」

秋の短い時期にちょうどいいのが、軽く羽織れるシャツアウター。
“軽さ”と“きちんと感”のバランスが良く、気温差の大きい10月〜11月に最適です。

✔ 起毛の「あり・なし」どちらでもOK!

 ・起毛なし → 日中20℃前後の軽やかな羽織りに
 ・起毛あり → 朝晩15℃前後の肌寒い時期にも対応

 1枚で秋から初冬まで長く使えるのが魅力です。

✔ 素材で季節感を演出

 秋らしさは色より素材感で差がつきます。

 ・陰影のある凹凸素材:大人っぽい印象
 ・ウールライク:柔らかく上品
 ・ストレッチツイル:動きやすく型崩れしにくい
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“重ねる”ことで季節を感じる。秋のインナー選び

秋のファッションで最も重要なのは“温度調整”。
10月〜11月は朝と昼で10℃を超える気温差があるため、重ね着を前提にしたインナー選びが快適さのカギです。

👕 秋インナーで押さえたい3タイプ

・ロンT(長袖Tシャツ)
 ベースとして最も万能。
 無地・ワンポイント・ボーダーなど表情のあるものを選ぶと、脱いでも洒落見え。

・ニット系 or ミニ裏毛トレーナー
 重ねても着膨れしにくく、上にシャツジャケットやブルゾンを合わせても快適。

・ベスト or カーデ
 首元に高さを出すと季節感が増し、上品な印象に。
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“夏の残り”から“秋の深まり”へ。色でつなぐ季節のグラデーション

🍁 季節の変わり目は「色」で印象が変わる!

“まだそこまで寒くないけれど・・”——そんな時こそ、
色を少しだけ落ち着かせるだけで印象はぐっと秋らしくなります。

🎨 「明るさを1トーン落とす」だけで秋顔に

これまで多かった白・ネイビー・ライトベージュなどの明るい色から、
「トーンを1段階落とした“カラー”」に変えるのがコツ。

🪶 素材と色をセットで考える

色と同時に、素材の表情も季節感を後押しします。たとえば、同じブラウンでも:
・ツイル素材ならワーク感が出てカジュアル寄り!
・ウールライク素材なら上品で柔らかい印象に!

つまり、秋の装いは「色 × 素材の掛け算」で完成します。
秋のファッションは「色」で始まり、「素材」で深まる。

“秋の深まり”を感じさせる色使いが、大人の余裕をつくります。
🍁 秋は楽しみが多い季節。

秋は、服を選ぶ楽しみがいちばん広がる季節です。

日中は心地よく、夜は少し冷える。
重ね着を工夫したり、色で季節を取り入れたり——
そんな“小さな変化”が、毎日の気分を変えてくれます。

軽く羽織れるアウターに、重ね着できるインナー、
そして秋を感じる深みのあるカラー。
この3つを意識するだけで、
“イマドキの秋”を自分らしく楽しむメンズファッションが完成します。

季節の移り変わりを感じながら、
“イマドキの服”を心地よくまとう。
今年の秋は、ファッションを通して、
日常の中にある季節の喜びと、自分らしさを見つけてみてはいかがでしょうか。